H22 入試分析 理科 大阪星光学院中学校
2010.06.28 14:47|入試問題分析(理科)|
今回は大阪星光学院中の入試問題を扱います。
この学校の理科の入試問題はスタンダードな難易度ではありますが逆に取りこぼしは絶対にNGです。では早速始めましょう!!
(問題)次の文を読んで,以下の問に答えなさい。
日本でよく起こる自然災害の一つに地震があります。近年では,2008年6月14日に「岩手・宮城内陸地震」という。大規模な地震が起こり,大きな被害をもたらしました。
地震は,ふだんは固く密着している地下の岩盤(巨大な岩石のかたまり)が,ある部分を境目にして急にずれ動くことによって起こります。最初に岩盤がずれ動いて,地震波が発生した地点を震源といいます。地震のゆれを伝える地震波には2種類あり,ゆれは小さいが速く伝わるP波と,伝わるのが遅くゆれが大きいS波とに分かれます。地震発生と同時にP波とS波が発生し,地震から周囲のあらゆる方向に広がっていきます。地震の周辺の各地点には,まずp波が先に届きますが,このときのゆれはそれほど大きくありません。その後しばらくするとS波が届き,大きくゆれます。
このP波とS波の伝わる速さの違いを利用した地震による被害を最小限に食い止めるためのシステムが,2007年10月から始まりました。
問1 ニュースなどで震度と共に伝えられる,地震の規模を表す単位を何といいますか。カタカナで答えなさい。
(解説)地震についてはある程度の知識はしっかりと整理しておきましょう。
問1 地震のエネルギーの大きさを表すものをマグニチュードといいます。マグニチュードが1大きくなるとエネルギーの大きさが32倍大きくなります。マグニチュードが2大きくなるとエネルギーの大きさ」が32×32=1024より,約1000倍のエネルギーをもつことがわかる。
この学校の理科の入試問題はスタンダードな難易度ではありますが逆に取りこぼしは絶対にNGです。では早速始めましょう!!
(問題)次の文を読んで,以下の問に答えなさい。
日本でよく起こる自然災害の一つに地震があります。近年では,2008年6月14日に「岩手・宮城内陸地震」という。大規模な地震が起こり,大きな被害をもたらしました。
地震は,ふだんは固く密着している地下の岩盤(巨大な岩石のかたまり)が,ある部分を境目にして急にずれ動くことによって起こります。最初に岩盤がずれ動いて,地震波が発生した地点を震源といいます。地震のゆれを伝える地震波には2種類あり,ゆれは小さいが速く伝わるP波と,伝わるのが遅くゆれが大きいS波とに分かれます。地震発生と同時にP波とS波が発生し,地震から周囲のあらゆる方向に広がっていきます。地震の周辺の各地点には,まずp波が先に届きますが,このときのゆれはそれほど大きくありません。その後しばらくするとS波が届き,大きくゆれます。
このP波とS波の伝わる速さの違いを利用した地震による被害を最小限に食い止めるためのシステムが,2007年10月から始まりました。
問1 ニュースなどで震度と共に伝えられる,地震の規模を表す単位を何といいますか。カタカナで答えなさい。
(解説)地震についてはある程度の知識はしっかりと整理しておきましょう。
問1 地震のエネルギーの大きさを表すものをマグニチュードといいます。マグニチュードが1大きくなるとエネルギーの大きさが32倍大きくなります。マグニチュードが2大きくなるとエネルギーの大きさ」が32×32=1024より,約1000倍のエネルギーをもつことがわかる。
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