H23 入試分析 理科 開成中学校
2011.03.04 16:08|入試問題分析(理科)|
今回から関東の入試分析に入ります!!
初回は開成中学です。では早速始めましょう!!(^◇^)
[問題]H23年度 開成中学入試問題 理科 大問4-Ⅱ
ホウ酸,食塩,そして硝酸カリウムという物質が,100gの水にどれだけ溶けるか,温度を20℃ごとに変えて調べました。結果は表1のようになりました。この表では,100gの水に溶ける量を重さ[g]であらわしてあります。この結果をもとに次の問いに答えなさい。

問1 20℃で250gの水に溶ける食塩は何gですか。答えは小数第一位まで求めなさい。
問2 20℃で,150gの水にホウ酸を溶けるだけ溶かして水溶液を作りました。この水溶液を80℃まで熱したら,あと何gのホウ酸が溶けますか。答えは小数第一位まで求めなさい。
問3 80℃で,硝酸カリウムを溶けるだけ溶かした水溶液が100gあります。この水溶液を20℃まで冷やしたら,硝酸カリウムの結晶が出てきました。出てきた硝酸カリウムは何gですか。答えは小数第一位まで求めなさい。
[解説]
基本的な溶解度計算の問題ですね。解き方のパターンはしっかりとつかんでおきましょう!!
問1 20℃の水100gに食塩は35.8gまで溶ける事から,35.8g×250g/100g=89.5g…答え
問2 水100gで同じ実験を行うと表より,23.5g-4.9g=18.6gさらに溶ける事から,
18.6g×150g/100g=27.9となります。…答え
問3 80℃において水100gに硝酸カリウムを溶けるだけ溶かした液は100g+168.8g=268.8gできて,この液を20℃まで冷やすと168.8g-31.6g=137.2gの結晶ができる事から,137.2g×100g/268.8g=51.04…g≒51.0gとなります。…答え
溶解度計算を行う際は「□℃で水△△gに物質が○○g溶けている」という状況をしっかり整理して考える事はとても大切です!!
頑張れ受験生達!!
初回は開成中学です。では早速始めましょう!!(^◇^)
[問題]H23年度 開成中学入試問題 理科 大問4-Ⅱ
ホウ酸,食塩,そして硝酸カリウムという物質が,100gの水にどれだけ溶けるか,温度を20℃ごとに変えて調べました。結果は表1のようになりました。この表では,100gの水に溶ける量を重さ[g]であらわしてあります。この結果をもとに次の問いに答えなさい。

問1 20℃で250gの水に溶ける食塩は何gですか。答えは小数第一位まで求めなさい。
問2 20℃で,150gの水にホウ酸を溶けるだけ溶かして水溶液を作りました。この水溶液を80℃まで熱したら,あと何gのホウ酸が溶けますか。答えは小数第一位まで求めなさい。
問3 80℃で,硝酸カリウムを溶けるだけ溶かした水溶液が100gあります。この水溶液を20℃まで冷やしたら,硝酸カリウムの結晶が出てきました。出てきた硝酸カリウムは何gですか。答えは小数第一位まで求めなさい。
[解説]
基本的な溶解度計算の問題ですね。解き方のパターンはしっかりとつかんでおきましょう!!
問1 20℃の水100gに食塩は35.8gまで溶ける事から,35.8g×250g/100g=89.5g…答え
問2 水100gで同じ実験を行うと表より,23.5g-4.9g=18.6gさらに溶ける事から,
18.6g×150g/100g=27.9となります。…答え
問3 80℃において水100gに硝酸カリウムを溶けるだけ溶かした液は100g+168.8g=268.8gできて,この液を20℃まで冷やすと168.8g-31.6g=137.2gの結晶ができる事から,137.2g×100g/268.8g=51.04…g≒51.0gとなります。…答え
溶解度計算を行う際は「□℃で水△△gに物質が○○g溶けている」という状況をしっかり整理して考える事はとても大切です!!
頑張れ受験生達!!
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