2011(H23)入試分析 理科 甲陽学院中 大問6番 追加解説
2011.04.21 17:17|入試問題分析(理科)|
以前の甲陽学院中入試問題理科の大問6の追加解説を行います。
内容は完全中和のときに残った固体の重さが7.8gとなる事についてです!!
この実験は一定量の水酸化ナトリウム水溶液100cm3に対して塩酸を加えていく実験と同じでありますので,
加える塩酸が0cm3→80cm3まで加えていく間に,水酸化ナトリウムが塩酸と中和することで一定の割合で過剰な水酸化ナトリウムが減っていきます。(80cm3では完全中和となりますので過剰の水酸化ナトリウムは0となります。)
したがってこの間において残った固体について,
①食塩→一定の割合で増加
②アルミン酸ナトリウム→一定の割合で減少
③溶け残りのアルミニウム→一定の割合で増加
④水酸化ナトリム→アルミニウムを溶かすのと中和ですべて使われているので0g
と,すべての固体は一定の割合で変化するので全固体の重さも一定の割合で変化することになります。
したがって,問題文の表より,①と②から塩酸が20cm3→60cm3と40cm3増加すると,固体の重さが7.6g-7.2g=0.4g増加していますので,塩酸を60cm3→80cm3と20cm3増加すると,固体の重さは0.2g増加する事になります。したがって。完全中和における残った固体の重さは7.6g+0.2g=7.8gとなります。
ちなみに,この問題における残った固体をグラフに表してみました。是非参考にしていただければと思います。

内容は完全中和のときに残った固体の重さが7.8gとなる事についてです!!
この実験は一定量の水酸化ナトリウム水溶液100cm3に対して塩酸を加えていく実験と同じでありますので,
加える塩酸が0cm3→80cm3まで加えていく間に,水酸化ナトリウムが塩酸と中和することで一定の割合で過剰な水酸化ナトリウムが減っていきます。(80cm3では完全中和となりますので過剰の水酸化ナトリウムは0となります。)
したがってこの間において残った固体について,
①食塩→一定の割合で増加
②アルミン酸ナトリウム→一定の割合で減少
③溶け残りのアルミニウム→一定の割合で増加
④水酸化ナトリム→アルミニウムを溶かすのと中和ですべて使われているので0g
と,すべての固体は一定の割合で変化するので全固体の重さも一定の割合で変化することになります。
したがって,問題文の表より,①と②から塩酸が20cm3→60cm3と40cm3増加すると,固体の重さが7.6g-7.2g=0.4g増加していますので,塩酸を60cm3→80cm3と20cm3増加すると,固体の重さは0.2g増加する事になります。したがって。完全中和における残った固体の重さは7.6g+0.2g=7.8gとなります。
ちなみに,この問題における残った固体をグラフに表してみました。是非参考にしていただければと思います。

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