スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
数理教育研究会へのHPはこちら
※お電話・お問い合わせフォームでのご連絡、お待ちしております。

2012(H24) 入試分析 神戸海星女子学院A日程 算数

2012.03.16 14:04|入試問題分析(算数)
数理教育研究会の道幸です。今回は、神戸海星女子学院のA日程の算数を分析します。
算数に入る前に、入試状況と得点状況を見ておきましょう。

まず入試状況。
募集定員は、A日程、B日程合わせて110人です。
A日程 出願 159人 受験者 137人 合格者 106人 実質競争率 1.3倍
B日程 出願 126人 受験者 109人 合格者  33人 実質競争率 3.3倍
次に得点状況。
A日程 合格者平均点 219.3点 合格最低点 183点(360点満点) 
B日程 合格者平均点 161.8点 合格最低点 151点(200点満点) 
A日程では約5割5分を、B日程では約8割を取らないといけないということですね。
競争率も合格最低点も高くなりますから、B日程で合格を取りに行くのは結構厳しいということは分かりますね。

では、お待ちかね、算数の分析です。
大問は6つ。
【1】は4つの小問。計算、数の性質、角度など。(3)は、やってみると意外と難しい問題です。
残り3問は確実に取ることが必要です。
【2】は割合や和と差の文章題、選挙の問題。ここは完全に取りきってほしい問題です。
【3】は平面図形。単純そうで、意外とできないと思います。
平面図形、特に相似の基本にきちんと落とし込めることが大切でしょう。
【4】4けたの整数を作る問題とその合計を求める問題。これまでの練習の質が問われるいい問題ですね。
【5】図形の規則性。小問3題。このうち、(1)(2)の2つは確実に取りたい問題です。
【6】水量の問題です。単純そうに見えて結構奥が深いですね。
(1)はできても、(2)は受験生には厳しい問題でしょう。
何問か、厳しい問題もありますが、算数をある程度しっかり練習してきた受験生は、合格者の平均点の6割は
何とか確保できそうです。しかし,高得点は望めない問題ですから、できるところをきちんと取りきること。
単純なミスには十分注意してやってほしいと思います。

今回は、この中から、意外と難しい[3]を取り上げます。

2012神戸海星3

マス目の問題では、正確な長さを求めるために、格子点(縦線と横線の交点)に注目します。
格子点を手掛かりに三角形の相似なども利用してわからない長さを求めていく、という考え方で解いていきましょう。

まず㋐からです。

2012神戸海星解説図1

図のように考えると、㋐は赤で囲んだ三角形の1/5と分かります。
5×3÷2×1/5=1.5(cm^2)

続いて㋑です。

2012神戸海星解説図2

図で、色を付けた赤と黄の2つの三角形は相似で、辺の比は5:6です。
なので、AB=[6],CD=[5]とすると、[5]=2cmですから、
[6]=2×6/5=2.4(cm)となりますから、㋑=1×2.4÷2=1.2(cm^2)

最後に㋒です。
上の図でEF=[4]=2×4/5=1.6(cm)です。またIJ=[3]=2×3/5=1.2(cm)なので、HI=3cm-IJ=3cm-1.2cm=1.8cmです。このことから、次の図のように2つの三角形(◎と★)の相似が利用できます。

2012神戸海星解説図3

EF:HI=1.6:1.8=8:9ですから、EG:GIも8:9です。
ということは、三角形㋒と三角形★の面積の比も8:9ということですね。
㋒+★は、底辺が1.8cmで高さ1cmの三角形ですから、1.8×1÷2=0.9(cm^2)
したがって、㋒=0.9×8/(8+9)=9/10×8/17=36/85(cm^2)

いかがですか。複雑な図形の中から、自分の必要なものを探し出し、基本に戻って分かるところから求めていく。
分かったこと一つ一つを積み上げていくことで、ややこしかった問題が簡単に見えてくることもよくあることです。
そのための「目」をしっかりと養うために、たくさんの良質な図形問題に取り組んでほしいと思います。

さて、次回は同じ神戸海星のBです。お楽しみに!

ちょっと一息(*^。^*)
うちのワンコ、大好きなお友達と一緒♪
大好きなくるみちゃんと
スポンサーサイト
数理教育研究会へのHPはこちら
※お電話・お問い合わせフォームでのご連絡、お待ちしております。

Comment

非公開コメント

| 2017.11 |
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
ご案内


数理教育研究会のHPはこちら↑
※お電話・お問い合わせフォームでのご連絡、お待ちしております。

プロフィール

エデュパスタッフ

Author:エデュパスタッフ
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

QRコード

QR

ページトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。