整数の2乗の和
2012.06.27 14:50|マメ知識集|
さらに「整数の2乗の和」の続きを。

例えば,上図のように三角形の形で1から4までの整数を並べたときに,
このすべての整数の和が,
1×1+2×2+3×3+4×4
になるのはわかると思います。
次にこの三角形を120°ずつ回転させていったものを3つ作り,
3つの三角形の同じ位置に書かれた数字を足していくと,
その和はすべて9(=2×4+1)になります。
つまり,全部で9が
10個(=(1+4)×4×1/2(等差数列の和))
できるので,その和は
9×10=90
となります。
よって,元の三角形に並べられた整数の和は,この1/3倍,つまり
30
となります。
同様に1からNまでの整数を同じように並べた場合,その和は
1/6×N×(N+1)×(2×N+1)(上の太字部分の「4」を「N」に置きかえて,すべてかけて整理したもの)
となります。
(高校数学で数列を習った方にはおなじみの公式ですね)
ちなみに上の公式は,
下図のような立体を組み立てることからも考えることができます。
(組み立てた後,若干の変形が必要ですが)
一度考えてみてくださいね。
(宇)

例えば,上図のように三角形の形で1から4までの整数を並べたときに,
このすべての整数の和が,
1×1+2×2+3×3+4×4
になるのはわかると思います。
次にこの三角形を120°ずつ回転させていったものを3つ作り,
3つの三角形の同じ位置に書かれた数字を足していくと,
その和はすべて9(=2×4+1)になります。
つまり,全部で9が
10個(=(1+4)×4×1/2(等差数列の和))
できるので,その和は
9×10=90
となります。
よって,元の三角形に並べられた整数の和は,この1/3倍,つまり
30
となります。
同様に1からNまでの整数を同じように並べた場合,その和は
1/6×N×(N+1)×(2×N+1)(上の太字部分の「4」を「N」に置きかえて,すべてかけて整理したもの)
となります。
(高校数学で数列を習った方にはおなじみの公式ですね)
ちなみに上の公式は,
下図のような立体を組み立てることからも考えることができます。
(組み立てた後,若干の変形が必要ですが)
一度考えてみてくださいね。
(宇)

スポンサーサイト
