2013(H25)入試分析 灘中学校(第1日) 算数 PART2
2013.01.27 16:10|入試問題分析(算数)|
さて,4番に引き続き,今回は6番を扱いましょう。
制限時間を考えると,後回しにしてもいいかとは思いますが,ちょっとしたことに気付くと
結構シンプルに解くことができますよ。
(問題)H25 灘中学校・1日目算数 大問6番
A町とB町を結ぶ一本道の途中に,230mの間隔で交差点が4か所あります。
どの交差点にも信号があり,青が28秒間,黄と赤が合わせて32秒間点灯することをくり返します。
A町からB町に向かって毎秒11.5mの一定の速さで進む車は,最初の信号を青から黄になる瞬間に
通過すると,残りの3つの信号も青から黄になる瞬間に通過します。
B町からA町に向かって一定の速さで進む車が,一度も止まらずにどの信号も青で通過するには,
車の速さは最も速くて毎秒□mです。
ただし,赤から青になる瞬間と,青から黄になる瞬間は,青が点灯している時間に含めます。

点線の進み方が問題文に載っている,AからBへの進み方です。
この時点で20秒ずつずれているなぁという感覚を持つ人は多いのですが,
逆から進むときに40秒ずつずれているというのが直感ではとらえにくいですね。
灘を受験するレベルの子であれば,「信号に引っかからずに進むには」というような問題には
触れたことがまず間違いなくあると思いますが,グラフを描きながら,直線の傾きや
信号のずれ方など,色々なところに意識を張りながら取り組んでいるかどうかの差が試されたと
言えるのではないでしょうか。
普段から,単純に問題を解くのではなく,アンテナを張りながら取り組みましょう。
(池)
制限時間を考えると,後回しにしてもいいかとは思いますが,ちょっとしたことに気付くと
結構シンプルに解くことができますよ。
(問題)H25 灘中学校・1日目算数 大問6番
A町とB町を結ぶ一本道の途中に,230mの間隔で交差点が4か所あります。
どの交差点にも信号があり,青が28秒間,黄と赤が合わせて32秒間点灯することをくり返します。
A町からB町に向かって毎秒11.5mの一定の速さで進む車は,最初の信号を青から黄になる瞬間に
通過すると,残りの3つの信号も青から黄になる瞬間に通過します。
B町からA町に向かって一定の速さで進む車が,一度も止まらずにどの信号も青で通過するには,
車の速さは最も速くて毎秒□mです。
ただし,赤から青になる瞬間と,青から黄になる瞬間は,青が点灯している時間に含めます。

点線の進み方が問題文に載っている,AからBへの進み方です。
この時点で20秒ずつずれているなぁという感覚を持つ人は多いのですが,
逆から進むときに40秒ずつずれているというのが直感ではとらえにくいですね。
灘を受験するレベルの子であれば,「信号に引っかからずに進むには」というような問題には
触れたことがまず間違いなくあると思いますが,グラフを描きながら,直線の傾きや
信号のずれ方など,色々なところに意識を張りながら取り組んでいるかどうかの差が試されたと
言えるのではないでしょうか。
普段から,単純に問題を解くのではなく,アンテナを張りながら取り組みましょう。
(池)
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