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2014(H26)入試分析 算数 神戸海星女子学院中学校(A日程)

2014.02.15 12:52|入試問題分析(算数)
今回は神戸海星女子学院中学校(A日程)の問題を扱います。

去年の記事でも
「くせのある問題が例年出題されるため,過去問でどのようなレベルの問題が出て,
どの程度捨ててよいのかを感覚的につかんでおく必要があります。」
と書きました。

しかし…
今年のA日程の問題はあまりにもきつかったというのが感想です。
実際,学校のHPに掲載された入試情報を見てみると,360点満点のテストで
合格者平均が206.7点,合格最低点が175点という状況でした。
算数に関して言えば,100点満点のテストですが,実質は60点の中で競い合っているような感じだったと思われます。
60点中,50点弱取れれば十分合格できたのではないでしょうか。
このようなテストの場合,明らかにヤバい難易度の問題は諦めてしまい,自分の解いたものを本当に1つのミスもない
状態にもって行かなくてはいけません。

それを行うための分岐点となったであろう問題として,今回は3番を取り上げます。
(問題)H26 神戸海星女子学院(A日程) 算数 大問3番
赤のカードと青のカードが5枚ずつ,黄のカードと白のカードが4枚ずつ合計18枚あります。18枚のカードには
1から18の数字が1つずつ書かれています。赤のカード5枚に書かれている数の和は18です。
次の問いに答えなさい。
(1)赤のカードに書かれている5つの数はなんでしょうか。すべての場合を求めなさい。
5つの数がA,B,C,D,Eのときは,答の欄に(A,B,C,D,E)のように書きなさい。
(2)黄のカードに書かれている4つの数それぞれの2倍が,白のカードに書かれている4つの数であるとき,
青のカード5枚に書かれている5つの数は何でしょうか。
5つの数がA,B,C,D,Eのときは,答の欄に(A,B,C,D,E)のように書きなさい。


(1)和が18になる5数の組み合わせを順に書いていくだけです。小⇒大の順に書きましょう。
1,2,3を固定すると,残りの12は4+8か5+7ですので,(1,2,3,4,8)(1,2,3,5,7)の2通りが考えられます。
1,2,4とすると,残りの11は5+6だけですので,(1,2,4,5,6)のみですね。
前の3つがこれ以上大きくなると無理ですので,この3通りになります。

(2)
黄のカードと白のカードに書かれている数を整理してみましょう。
白は黄色の必ず2倍ということですから,黄色は1~9のいずれかということになります。
黄⇒白
1 ⇒2 …1や2は必ず赤のカードなのでダメ
2 ⇒4 …2は必ず赤のカードなのでダメ
3 ⇒6
4 ⇒8
5 ⇒10
6 ⇒12
7 ⇒14
8 ⇒16
9 ⇒18

あとは(1)で出した3パターンを調べるだけです。
・赤(1,2,3,4,8)のとき
黄(5,6,7,9)⇒白(10,12,14,18)⇒青は残りの(11,13,15,16,17)となります。
もう答えが出てしまいましたが,一応残りも調べましょう(^^;
・赤(1,2,3,5,7)のとき
黄(4,6,8,9)⇒白(8,12,16,18)⇒8が黄と白でダブるのでダメ
・赤(1,2,4,5,6)のとき
黄(3,7,8,9)⇒白(6,14,16,18)⇒6が赤と白でダブるのでダメ

よって,(11,13,15,16,17)ですね。

問題の難易度は決して高いものではないですし,解説を見てしまうと,なぜここで取り上げるのかというような問題にも
見えますが,実際に子供にやらせてみるとかかる時間はまちまちですし,途中であきらめる子も出てくるはずです。
情報を整理するという作業を普段から意識してやっているかどうかでかかる時間が大幅に変わる問題ですし,
(2)でいいかげんな場合分けをして「解けた」という確信が持てないと,不安で他の問題の見直しもままなりません。
この記事を見ていない子には一度解かせてみて,どのように取り組むかを見てみたい問題でした。(池)
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テーマ:中学受験
ジャンル:学校・教育

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