H22年度入試問題分析(六甲中・算数)Part1

2010.04.14 16:26|入試問題分析(算数)
それでは,根強い人気を誇る,伝統ある難関校・六甲中学の入試問題にいきましょう。

六甲の算数は,A,B両日程問わず,一見してややこしい問題が多いので,図や表を使って,問題に書かれた条件を整理していく作業がとても大事です。例年大問7番以降は「式・計算」を書かされます(答えが間違っていても,「式・計算」の内容によっては部分点がもらえます)ので,その意味でも普段から「図や表を使って丁寧に整理しながら解く」作業がとても大事と言えます。
あと,しっかり意識してほしいのは時間配分。「簡単そうに見えて実はものすごく手間のかかる問題」や,逆に「ややこしそうに見えて実は簡単な問題」というのが間にちょこちょこ挟まります。そこの見極めが点数にとても大きく影響するといえるでしょう。

それでは,六甲らしい今年のこの問題から。

A日程3番
図1のような1辺の長さが12cmの立方体があり,点P,Q,R,S,Tはそれぞれ辺CD,CG,FG,EF,AE上の点です。次の(1),(2)の問いに答えなさい。

六甲A-3-2

(1) 図2は立方体の展開図です。①,②にあてはまる頂点を答えなさい。
(2) 点Aから点P,Q,R,S,Tをこの順に通って点Dにいたる経路の長さが最も短くなるようにしたとき,ETの長さは何cmですか。

(1)は「立方体の展開図の頂点打ち」,(2)は「相似」を使えば簡単な問題ではあります。(ちなみに答えは(1)① H ② A (2) 3cm)
この問題のどこが六甲らしいかですが,実は六甲ではこの立方体の展開図関連の問題が非常によく出てきます。ということで,立方体の展開図全11種類を載せておきます。「~型」の中の数字は,上の段から見た正方形の個数を表しています。

立方体展開図2

「イシイ(1-4-1)くんのひみつ(1-3-2),耳(3-3)ふふふ(2-2-2)」と覚えると覚えやすいですね。他の形に見える立方体の展開図も,すべてこれらを回転させたり,裏表をひっくり返したものです。

念のため断っておきますが,この立方体の展開図がらみの問題でも,過去にかなりの難問や,とても面倒な問題も相当出てますので,「11種類全部覚えてるから楽勝~♪」などと思い込まないように!
スポンサーサイト

テーマ:中学受験
ジャンル:学校・教育

数理教育研究会へのHPはこちら
※お電話・お問い合わせフォームでのご連絡、お待ちしております。

Comment

非公開コメント

| 2017.06 |
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
ご案内


数理教育研究会のHPはこちら↑
※お電話・お問い合わせフォームでのご連絡、お待ちしております。

プロフィール

エデュパスタッフ

Author:エデュパスタッフ
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

QRコード

QR

ページトップへ