理科 予備知識

2010.04.26 21:12|マメ知識集
クローン
同じ個体から取り出した細胞や核を用いて新たにつくった個体はそれぞれどれも同じ遺伝子を持っています。このような個体をクローンと言います。ふつうは,核を取り除いた卵細胞に体細胞の核を移植してつくります。すると核から提供した個体の体細胞がもつ遺伝子と全く同じ形の個体に成長するのです。
はじめは,植物で研究されましたが,現在では哺乳類のクローンもつくりだされています。最初はドリーと名付けられた羊のクローンでその後マウスやウシでもクローンが得られています。今ではウマの卵細胞を使って母親がウマで父親がロバのクローン(通称ラバ)のクローンをつくる事ができるまで技術が進歩しています。
この技術を応用して,マンモスを再生できるかもしれないという可能性も示されています。マンモスの体細胞の核が北極の氷の中などに完全冷凍保存状態で得られたとすると,現存するメスのゾウの核を取り除いた卵細胞にマンモスの体細胞の核を移植してこの卵をメスのゾウの子宮内で妊娠させることができれば,メスのゾウからマンモスの子が出産されることになります。
このようにクローン技術によって驚くべき可能性が夢ではなくなる日がくるかもしれません!!
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