H22 入試分析 理科 洛星中学校

2010.06.12 09:46|入試問題分析(理科)
今回は洛星中学校の入試問題です。
では早速始めましょう!!

(問題)ちっ素は18世紀に,空気から(ア)と(イ)と(ウ)を取り除いた後に残る気体として発見されました。後に人工的にちっ素を合成する方法が見つかると,空気から上記の気体を取り除いて得られた気体より,人工的につくったちっ素はわずかに軽いことがわかりました。このことから,19世紀の科学者ラムゼーは空気には,ちっ素,(ア),(イ),(ウ)以外の成分が含まれると考えました。次のような実験手順からラムゼーの考えを確かめることができます。
① 空気1000cm3から,乾燥剤を用いて(ア)を取り除く。ただし,(ア)は時刻や場所によって空気中に含まれる量が大きく異なる気体です。ここで用いた空気には体積にして1%の(ア)が含まれていたとします。
② ①で残った気体をさらに水酸化ナトリウムなどのアルカリ性の物質と反応させることにより,そこから(イ)を取り除く。ここで残った気体中ではものを燃やす事ができます。
③ ②で残った気体から適当な方法で(ウ)を取り除く。
④ ③で残った気体にちっ素を吸収する固体の物質を加え,その中のちっ素を全て取り除く。その結果,③で残った気体の1/80の体積が残りました。④で得られた気体は,当時新しく発見された気体として,アルゴンと名付けられました。

問(ア),(イ),(ウ)の気体の名前をそれぞれ答えなさい。

(解説)
 (ア)…①より乾燥剤は水分を吸収するものです。したがって空気中に含まれる水蒸気である事がわかります。
 (イ)…②より水酸化ナトリウムなどのアルカリ性の物質と反応するものは空気中の二酸化炭素です。(中和反応)
 (ウ)…②より残った気体中には助燃性の気体が含まれていることがわかります。したがって酸素である事がわかりま    す。

 化学は計算単元と思われがちですが,正しい知識もとても大切です。
 頑張れ受験生!!
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