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H23 入試分析 理科 灘中学校

2011.02.12 18:30|入試問題分析(理科)
今回も灘中の入試問題です。
点数をしっかりととってほしい溶解度の問題です。
では始めましょう!!!

[問題]H23 灘中入試問題 大問5番
下の表は,固体A及び固体Bが,それぞれ水100gに溶ける重さをしめしたものです。なお,この問題では水にAとBが溶ける重さは互いに影響を与えないものとします。すなわち,40℃の水100gには,16gのAと26gのBの両方が同時に溶かす事ができるものとします。また,AとBを同時に溶かしても,AとB以外の物質は生じないものとします。
2011灘理科
問1 60℃の水100gに60gのAを加えてよくかき混ぜ,その上澄み液を30gとりました。
(1) この上澄み液の中にAは何g溶けていますか。
(2) この上澄み液30gを,20℃まで冷やしました。このときに溶けきれなくなって出てくる結晶(つぶ)Aは何gになりますか。


[解説]60℃の水100g中にAは20gまでしか溶けません。つまり,40gが溶け残りとなります。上澄み液は溶け残り以外の水溶液の事を示します。

(1) 30g×20g/(100g+20g)=5g…(答)

(2) 60℃のAの飽和溶液120gを20℃に冷やしたとき,20g-12g=8gの結晶が出てきます。
したがって,Aの飽和溶液30gを20℃に冷やしたとき,8g×30g/120g=2gの結晶が出てきます。…(答)

液の重さと温度に注意してしっかりと解けば必ず正解に辿り着けます!!

頑張れ受験生達!!!!(^◇^)
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